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| 佐賀県大会5試合すべてに先発、カーブとスクリューを武器に3完投し、安定感を増したエース江口 |
第87回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県の阪神甲子園球場で開幕する。県大会で8年ぶり13回目の優勝を果たした佐賀商が県代表として出場。県大会の準決勝、決勝を終盤の粘りで逆転勝ちした勢いそのままに、夢の大舞台に乗りこむ。佐賀商の戦力を紹介する。
◇投手力 江口がエースとして完全に一本立ちしたことが大きい。県大会では5試合すべてに先発し、3完投とチームの信頼も厚い。県大会では防御率2・01の数字以上に接戦での力投が光った。特に準々決勝の唐津西戦では1−0の息詰まる投手戦を制し5安打完封。落差の大きなカーブと鋭く沈むスクリューを武器に内野ゴロの山を築き、勝負どころでは上手から相手打者のタイミングを外す。決勝で鳥栖商を無安打に抑え、流れを引き寄せた吉田潤の存在も大きい。
◇攻撃力 打線に絶対的な柱はいないものの全員につなぐ意識が芽生え、得点力も高い。チーム打率は3割2分8厘で上位から下位まで切れ目なく、どこからでも好機をつくれる。1番中山は俊足で準決勝の佐賀西戦では先頭打者本塁打を放つなど長打力を備え、3番江見、5番江口は広角に打ち分け勝負強い。6番田中は県大会で打率5割をマークした。4番山口に当たりがでてくれば1試合5点以上は期待できる。
◇守備力 「守備が不安要素」と田代監督が語るように、攻撃力重視のコンバートによって不慣れなポジションを守る選手が多い。県大会は5試合で失策は8と守りからペースを乱す場面も目立った。それでも遊撃手の中山は強肩、フットワークも良く安定した守備を見せる。捕手の山口はインサイドワークに優れ、送球も安定してきた。
◇総合力 全員でつなぐ打撃が持ち味のチーム。序盤に得点しエース江口を楽に投げさせたい。県大会では投打の歯車がかみ合い、接戦をことごとくものにしてきた。終盤の粘り、ここ一番での勝負強さは甲子園での活躍を期待させる。決勝戦での継投策など、思い切ったさい配を振るう田代監督の試合は運びにも注目が集まる。
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