西日本短大付−東海大甲府(山 梨) 第4日目第3試合

イニング速報
 ▽1回戦
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
西日本短大付 2 2 0 2 0 0 0 0 0 6
東海大甲府 2 0 4 3 1 0 0 1 X 11


猛攻西短付 逆転負け エース藤村 無念8失点
 
【西短付−東海大甲府】1回表2死三塁、竹上は遊撃手の適時失策を誘う


 西短大付は八回まで毎回の13安打を打ったが逆転で敗れた。初回二死三塁から敵失で1点を先制、なお一死一、二塁で立花の右前打で2点目を追加した。一度は同点とされた直後の二回に2点を勝ち越したが、三回に先発の藤村が2失策絡みで逆転の4失点。西短大付は2点を追う四回に坂井のソロ本塁打などで同点としたが、東海大甲府の継投に追撃をかわされた。

■13安打もつながらず

 夢は初戦で破れた。福岡大会全7試合に先発、防御率0・36を誇る西日本短大付のエース藤村竜也(3年)が9安打8失点で四回途中降板。「調子は悪くなかったけど、抑えようという気持ちがですね…」。優勝した1992年夏以来の甲子園での白星を挙げることはできなかった。

 待望の先制点が皮肉にも藤村を硬くする結果につながった。初回に相手ミスにもつけ込んで2点を先制した直後の守りだった。二死三塁から2者連続二塁打を浴びて2失点、同点を許した。「点をやったらいけないというのか、初回は力んでしまった。追い込んだ後のスライダーを狙われました」。再び2点リードで迎えた三回には味方エラーをきっかけに4失点。最後まで本来の姿を取り戻せなかった。

 打線は八回まで毎回の13安打だったが五回以降は無得点。降板後、ベンチから必死に声援を送り続けた藤村の願いは届かなかった。「やりたいことを全然やれなかった」。大舞台で味わった悔しさ。必ず将来への糧にしてみせる。 (岡田智広)